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皆様ご投稿有難うございました。まだこれからの方は、宜しくお願い致します。6月号の感想では、先の書きました”三冊のノート”の記事といまひとつ、
P33の奥田弘美氏の”自分軸で生きよう”が印象に残っています。
そのなかで『自分の奥深くに沁みこむ学びが増えるほど、他人の無責任な意見や承認にフラフラと左右されなくなった』というコメントは、大変重要な意味を感じます。年を重ねて芯が強くなる人は、総じて読書家で勉強家と喝破しておられます。ただ、その一方で、知識を得ただけにとどまらずに、同時に様々な経験(実践)を恐れずに積んでいくことが大切と言われます。
日々、SNSに流されたり、浅薄な人間関係に悩むことから、脱却していくための本道を示してくれていると思います。
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p94 PHP友の会趣意書
6月号の「PHP友の会インフォメーション」のページに、「PHP友の会趣意書」の文章が載っていました。
これまで、このような文章があることをあまり認識できておりませんでしたが、とても平易で分かりやすい文章です。PHP友の会とはどんな会なのか説明する時に、この文章を使うのが良いように思いました。
趣意書の文章は以下の通りです。
◆PHP友の会趣意書
昨今、見聞きしてうれしくなるような出来事よりも、イヤな思いをすることのほうが、多くなってきたようです。
自己本位のふるまいが目につき、真心とか思いやりの姿は失われつつあるようですし、さまざまな不祥事がたえないことは、ご承知のとおりです。
このままではいけない、このままではお互いに不幸だし、私たちの将来はどうなるのかと、心ある人たちはひとしく憂えています。
そこで大事なことは、社会の出来事に対して単に不平不満をつのらせるのではなく、どうすればよいのかということを前向きに考え、提言し、衆知を集めていくことではないかと思います。
一人ひとりがこの社会を支えているメンバーなのだという自覚をもって、知恵を出し合い、協力し、よりよき共同生活を生み出していかなければならないと思います。
そういった願いのもとにPHP友の会では、政党をこえ、宗派をこえ、職業をこえ、老若男女の別をこえて、「素直な心」で人生や社会のことを考え合おうとしています。日々の暮らしの喜びや悩み、お互いの仕事や社会の問題点について話し合い、考え実践する相互啓発の場なのです。(後略)
昭和51年1月 全国PHP友の会
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p27 最相葉月さん
最相さんの文章の中に、神戸大の精神科医で、若くして亡くなられた安克昌さんのお話が出てきます。(p28)
阪神淡路大震災の被災者の心のケアに尽くされたお医者さんで、今年の1月に、この方をモデルにしたNHKドラマが放映され、私もたまたまそれを見て感動しました。
そして、後から知ったのですが、この安克昌先生のお兄さんが、示野の大学の研究室の1年先輩の安俊弘さんだということを知って、びっくりしました。
お兄さんの安俊弘さんは、東京大学を出た後、アメリカのカリフォルニア大学の教授になられたのですが、数年前に病気で亡くなられました。59歳の若さでした。ご兄弟がどちらも若くして亡くなられたのも、浅からぬ因縁を感じます。
改めて、お二人のご冥福を祈りたいと思います。
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締切が過ぎてしまいましたが、投稿します。
p21 人生を必ずハッピーエンドにする! 夢眠ねむさん
アイドルグループを卒業して、東京の下北沢で本屋さんを開いた夢眠さん。
p23の、最後のパラグラフに元気づけられました。若い人にも、学べることがたくさんありますね。以下に、夢眠さんの文章を抜粋します。
新しいことを始めれば、いろいろなことが起こります。でも、私は「自分の人生を自分で必ずハッピーエンドにする」と決めています。人生に起こる辛いことは、すべて幸せへの伏線。そう考えると、どんな困難も「お、きたきた」と前向きに迎えられる。そのおかげで、強くいられるのかもしれません。
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P92 バランス感覚を磨き続ける 深川 真氏
コロナ禍の今、バランス感覚が求められている。
身体のバランス、人間関係のバランス、家計のバランス、仕事のバランス、と どれも大切であり、難しい課題であるが、バランス感覚を磨き続けることにより より成長し続けるのでは・・・頑張りたいものである。
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P33 他者に依存せず、自分軸で生きよう 奥田弘美さん
最近IT技術が発達して、他者の意見や考え方、アイデアが簡単に手に入る時代になり、自分自身で考えて判断して行動するプロセスが少なくなってきているように自分でも思う。判らない事があれば自分で考えずに、PC
やスマホに依存してしまう習慣になってる自分に怖さを覚えることが多々ある。簡単な文字が書けなくなっているのも他者に依存してるからだと思う。
他者に依存しすぎず、自分軸の考えや価値観を常に持てるようにするには
著者は良質な書物を読んだり、勉強会にでたりして、優れた人生観や倫理観を学ぶことが大切であると力説されている。
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口福のあんこ 18 水無月
6月30日に水無月を食べる慣習は知っていたが、なぜその日に食べるかを
全く知らなかった。半年の汚れを払い、来る半年の清浄を祈念して行う
夏越の祓とか。
今年はそんな思いを込めて食したいと思うこの頃です。
それにしても美味しそうな水無月ですね。甘いものが好きなので今にも食べたい気分です。
京都 清水五条駅近くの「五建外良屋」は超有名なお店です。
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生きる「先生にいただいた三冊のノート」
わたしも読んで眼頭が熱くなりました。
恩師にもらった三冊のノートを「贅沢すぎ」と使えずいまにあるとは。いかに大切にしてきたものか、万感迫りました。
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p.12〜14
生きる「先生にいただいた三冊のノート」
人生の宝物 本物に出会えた気分❣️
涙腺、ゆるゆるになりました。
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6月号の裏表紙は、「和を以って」。これは、日頃から日本人の心の原点であり、日本の文化や社会を形づくってきた根本の精神。いわば、日本人独自の行動規範と言う気がします。聖徳太子の時代には、これを憲法として明文化され、政治の基本に置かれたことに意義があります。日本は古来より天皇を中心にした中央集権国家でありましたが、政治は和を尊び、衆知によることを大切にしてきたと言われます。今の時代にも、もう一度改めて考える意味があると思っています。