インターネットを通じて収益を得る方法は大きく分けると次の通りです。
広告収入ウェブやアプリに広告を貼って収益を得る最もオーソドックスな手段です。単純に多くの人に見てもらえればそれに比例して収益に繋がります。Youtubeもこれに該当します。
ビジネスによる収入物販だったりサービスの提供などで利用者から課金してもらい収入を得る手段です。広告収入による収入に比べて本格的な準備や運用が必要な事が多く、少々ハードルは高めです。
大きく分けるとこの2パターンです。ざっくりいうと、「課金が発生するページ(アプリ)に誘導する」か「課金が発生するページ(アプリ)を作る」かの違いです。そのどちらかに関わらない限りはインターネットによる収益にはなりません。
どちらの手段が向いているかは人それぞれです。商才がある人なら間接的ではなく、直接課金が発生するサイトを作った方がいいかも知れません。
私は、以前に会員制の有料サイトを運営していた事もあります。今ほど手の混んだシステムは必要なく、素朴なサイトでしたが月額制である程度の収益は得ていました。流石に質素すぎて時代に淘汰されましたが。今でこそ広告収益メインではありますが、アイデアがあればまた課金サイトを作ってみたいなという願望はあります。とはいえ、そうそう簡単に良いアイデアなど思いつくわけもなく、それまでは広告収入で凌いでいきたいと考えています。
間接的、直接的、どちらが稼げるというわけでは無く、どちらがやりたいかだと思います。お金の事なんて極力関わりたくないのであれば間接的に広告収入でいいと思いますし、自分自身で商売したいという想いがあるなら最終的には直接的なビジネスをすれば良いと思います。
私自身はインターネットで収益を得るようになってから20年以上経ちます。時代が良かった事もありますが、頑張れば頑張っただけ収益に繋がりました。
ただ、今は昔とは違います。頑張っても全然利益にならない事なんてざらにあります。例えば、SNSでいくらフォロワーを増やしても一円にもならなかったり、Youtubeで頑張って動画をアップしても誰も見なかったり。そんなのはざらにあります。
要するに、SNSのようにそういった場を提供している運営に搾取されたり、Youtubeのように競合が多すぎて誰の目にも付かなかったり、そういう状況になっているのです。そして、この状況は今後も改善される事なく、ますます厳しい時代になっていきます。
昔は適当に思いついた事を手当り次第やっていれば何とかなったなんて時代もありました。今は才能を活かして自分の得意分野で戦わないととてもじゃないですが競争に勝てません。得意分野が明確な人はいいですが、得意分野がわからない人にとっては非常に厳しい状況でしょう。
得意分野で考えると難しいかも知れません。やっていて楽しい事で考えれば適正分野が見つかるかも知れません。得意分野か楽しい事で勝負しましょう。何かを極めるという事はそれだけでビジネスチャンスが生まれるのです。それこそ遊びでさえも、極めれば収益になるチャンスがあるのです。
毎日やっていても飽きない事を見つけてください。きっと、その分野が適正なのです。そして、それがウェブサービスに活かせないか考えてみて下さい。