小説投稿板@キャスフィ
魔王が幼女だから倒せない!
69コメント 2022/09/21(水) 11:49
  • 27    2022/05/26(木) 03:06:54  [通報
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    魔王であるリアとの激闘から1週間が経とうとしてた。
    かくいう俺とリアはとても仲良くなった

    「リアー。お菓子食うのはいいんだけどさ、そこどいてくれないか?」

    魔王リアが座っている場所
    それは俺の膝の上だった
    あの激戦のおかげなのかリアはすっかり俺に懐いてしまっていた

    「良いではないか~シオンの膝の上が1番落ち着くのじゃ」

    「足が痺れるんだよー」


    リアが俺の膝を椅子がわりにしてからおよそ1時間ほど経っている
    痺れはまともに足を動かせない状態になっている

    「なんじゃー?わしとの勝負に勝ったくせに貧弱じゃのー 」

    フフン♪と鼻歌を混じりながらお菓子を美味しそうにほうばるリア

    「んー。やはりこのクッキーはいつ食べても美味じゃのー♪」

    ポリポリとクッキーを食べる際にクッキーから出る粉が俺の膝に落ちている

    「ほらー食べかすが落ちてんだろ~」

    俺は膝に落ちた粉を軽く手で払う
    このやり取りはもはや日常化しつつあった


    「あ、そういやまだ聞いてなかったんだけどリアの部下ってどこにいるんだ?」

    俺は魔王城に攻めてきた時から疑問に思ってたことがある
    それはリアの部下らしき魔族を1人も見ていないと言うこと

    魔王城内にはゴーレムといった魔物の存在は確認したが魔族の存在は確認できていない
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