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自作小説「高橋と相棒」
コメントNo.5
自作小説「高橋と相棒」
5コメント
2022/09/20(火) 18:09
5
ダイコンひろし@中華スープ隊
2022/09/20(火) 18:09:10
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【第三話】「合法公道レース(後編)」
~前回のあらすじ~
久々の休みに突然高橋に一本の電話。声の主はなんと足立だった。電話の内容は『警察主催の公道レースに参加してくれ』とのことだ。会場につくとかつての仲間、坂本や数々のライバルたち…高橋はレースに優勝できるのか!?
「くそっ…坂本が速すぎて俺のfdでもぜんぜん追いつかねぇ…」高橋がそうつぶやくと坂本が「ふっ…当たり前ですよ」と言った。あいつは高校の後輩だが走り屋だったときはそこまで速くなかった。腕を磨いたんだろうか…
「高橋先輩に勝てても前のr35は速い…俺のフルチューンした13でも勝てないのかっ…」
坂本は前の35を抜かせないことに苛立ちや焦りが見えてきた。
「高橋のやつ…いつもと違うがどうしたんだ?」缶コーヒーを飲みながら考える。あいつが勝てないなんておかしい…
「しかしあの35どっかで見たことあるんだよなぁ…」飲みきった缶コーヒーを持ちながら足立は署へと戻っていった。
『現在1位!名前不明のR35の運転手!』マイクからアナウンサーの声が爆音で聴こえる。俺には煽ってるようにしか聴こえない。集中しなければ…
「よし!これでやっと念願の高橋先輩に勝てる!」坂本がそう思った隙に後ろから高橋のfdが猛スピードで抜かしてきた。
「よし、平常心平常心…」警察署前の直線を走りながら高橋はつぶやいた。だが、前の35を追い越すことができない…
「やはり35はあいつだったのか…」足立はそう言うとすぐに高橋へ無線で連絡した。
『ピピピピ…』高橋のfdから無線が鳴った
『高橋!高橋!今すぐレースは中止だ!』足立が慌てた口調で言う。
『な、なんでですか!?』高橋が聞き返すと足立は『前の35は現在捜査中のひき逃げ犯だ!今はレースより犯人逮捕を優先せよ!』なるほど、だからどこかで見たことあるのか…そう思いながら高橋はfdのサイレンを鳴らした。
『坂本!おい坂本!今すぐ止まれ!』
「なんで止まるんですか!?」坂本が混乱しながら高橋に聞く。
『詳しいことは後で話す。今すぐ止まりなさい!』
「わっ、分かりました!」そう言いながら坂本は路肩に車を停めた。
『前の車!今すぐに車を路肩よせろ!レースは中止だ!』
「チッ…りょーかい」r35の運転手は素直に車を停めた。
『突然レースを中止!?一体何があったのでしょうか!?』アナウンサーがそう言うと観客がざわついた。
「あなた、前にひき逃げしませんでした?」高橋がそう問い詰めるがr35の運転手は否定する。
「そうですか、ではゆっくり署で話を聞かせてもらいます。」
その後、r35の運転手はひき逃げをしたことを認め逮捕されたという…
また、運転手は『賞金を逃亡資金に使う予定だった。』と供述したらしい。
ー「高橋と相棒」第三話「合法公道レース」(後編)終わりー
To Be Continue…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【あとがき】
最後まで呼んでいただきありがとうございます!ダイコンひろしです♪今回は警察主催のレースとかなりぶっ飛んだ内容になってしまいました…
レースが中止になりましたが残った賞金はどうなるのでしょうか?
次回もお楽しみに!!!
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