小説投稿板@キャスフィ
モブはモブらしく陰で勇者を支えます。
32コメント 2023/02/11(土) 20:09
  • 20    2022/08/22(月) 21:12:39  [通報
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    「うむ。万が一のことを考えて柵を作り防御を固めよう。討伐隊がこちらに来るまで何としてもこの村を守り切るのじゃ。」

    村長はそう言うが守りを固めた所で50匹の群れとなるとそう長くは持たない。
    だが、今できることといえば村長のいう通りに守りを固めることだった。
    ここは仕方ないく今できることをするしかない。
    俺たちはその策に乗っかった。

    「よし。みんな急いで守りを固めよう。村にいる子供達とお年寄りそれに女の人たちは念のため村の外には出ないようにしてくれ。いいか皆んな、俺たちの村は俺たちが守り抜くぞ!」

    そして俺はこう言い皆んなに喝を入れた。
    俺も正直怖いがこの村は必ず守り抜かなきゃいけない。
    あいつが帰ってこれる場所をそうやすやす失わせやしないさ。

    「・・・そうだな。俺たちの村は俺たちで守らなきゃな!」
    「よし俺はやるぞグレン!すぐに柵の作成に取り掛かる!」

    俺の言葉に刺激されたのか皆んなやる気になってくれたようだ。


    そして、なんとしてもこの村を守り抜くとそう決意して
    俺たちはボアウルフに立ち向かうべく村のものが一丸となって自分達の役割を全うした。
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