アルファポリスにて本日より投稿開始！！
気分屋なので投稿頻度は激遅です。

他にも色々投稿してるので読んでいただけたら嬉しいです！

それでは本編どうぞ

プロローグ、異世界への憧れ


　漫画やアニメ、それにハリウッドなどの映画でもよく描かれる異世界をテーマにした物語。

　そんな異世界物の作品を見ていくうちに次第にこんな考えが浮かんだ。

　「俺も異世界に行きてぇ。」

　異世界には強い憧れがある。
　朝起きて家を出て仕事をして家に帰り寝る。こんなつまらない日常を毎日毎日行いつづけているのだ。うんざりするのも無理もないだろう？

　いっその事こと死んで異世界に転生したいわ。
　そんなことを考えながら俺は今日も仕事先へと向かう。

　そんないつもと変わらない時のことだった。
　声色の高い女性の叫び声が聞こえた。

　「いやぁぁぁ！！！！」

　声の元へと振り向くとト○タのプ○ウスが歩道へと侵入し猛スピードで俺が立っている横断歩道へと突っ込んできていた。

　「あ、やばい。死ぬ・・・！」

　そう思った時俺はプリ○スに跳ね飛ばされた。
　突然のことで何が起こったのか理解できないがどうやら俺は跳ねられたらしい。
　不思議と痛いという感覚はない。
　ただ、体がものすごく熱い。
　体が動かない。
　横たわった自分の目線の先に恐らく俺のものであるだろうと思われる赤い液体がドバァっと溢れ出ていた。

　「あー。これダメだな。死んだわ。」

　まさか自分がプリ○スミサイルで死ぬことになるとは思ってもいなかった。
　でも死ぬなら仕方ないな。

　「どうか神様次の転生先は異世界で・・・」

　と思いながら俺はそっと目を閉じた。

　山本和也23歳
　今日俺は死にました。