その名の通り(・` ・)替え歌替え歌！

（・ω・）ノ

冬のマラソンの授業で思ったことで白日。



酷日
生駒滝徹矢

時には体を知らず知らずのうちに
傷つけてしまったり
疲れだけして初めて
意味がないことに知る

戻れないよ昔のようには
煌めいて見えたとしても
明日また走り出さなきゃ
雪が降り頻ろうとも

今の僕には何ができるの？
何になれるの？
気温低いけど生きるなら
正しいことばかり言ってらんないよな

どこかの街でまた出逢えたら
僕の名前を憶えていますか？
その頃にはきっとまだ体力ないだろう

真っ新に道路直して農道一から舗装しようが
抗議しても縮まらない3kmを今も走っているんだ　
マラソンに全てさよなら降りしきる雪よ
道路を包み込んでくれ今日だけは全てを隠してくれ

もう戻れないよ昔のようには
羨んでしまったとしても
明日また走り出さなきゃ
雪が降り頻ろうとも

いつものように笑ってたんだ
楽しそうだと思ってたんだ
曖昧なサインを見落として
低体温症になりかけ

季節を越えて春になったら
こんな酷日とはおさらばかな
新体力テストでまた音を上げるだろう

真っ新にマラソン終わって新しいこと始まろうが
首の皮一枚繋がったどうしようも無い体育の時間なんだ
マラソンに全てさよなら降りしきる雪よ
今だけはこの道路を凍らせてくれ全てを忘れさせてくれよ

朝目覚めたらどっかの誰かになってやしないかな
なれやしないよな聞き流してくれ
冬に走ったら低体温症になりかけ保健室へ
その向こう側に待ち受けるのは天国（回復）か地獄（救急搬送）か

いつだって人は鈍感だもの分かりゃしないんだ肚の中
それでも走り叱られ生きて行くのが運命と知って
後悔ばかりの人生だ冬に走ったことでの病気の
一つや二つくらい誰にでもあるよな

低体温症
うんざりするよ

真っ新に道路直して農道一から舗装しようが
抗議しても縮まらない3kmを明日も走っていくんだ
体育に全てさよなら降りしきる雪よ
日本を包み込んでくれ今日だけは全てを隠してくれ

沈むように溶けてゆくように
二人だけの闇が広がる夜に

「さよなら」だけだったその一言で全てが分かった
日が沈み出した空と自分の姿
フェンス越しに重なってた

初めて会った日から
僕の心の全てを奪った
どこか儚い空気を纏う君は
嬉しい目をしてたんだ

いつだってｻﾞｸｯｻﾞｸｯと
鳴る世界で何度だってさ触れる心無い言葉うるさい声に
涙が零れそうでも
ありきたりな苦しみきっと
二人なら見つけられる

騒がしい日々に笑う君に
思い付く限り眩しい明日
を
明けない夜に落ちてゆく
前に
僕の手を食べてほら
忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も
抱きしめた温もりで溶かすから
怖くないよいつか滅びるまで
２人でいよう