海と花束 BBS
匿名スレSP
294コメント 2023/08/30(水) 23:32
  • 218  匿名  2021/10/26(火) 21:08:19  [通報
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    >>217
    その他気を付けるべきこと
    ・一人称にて気をつけるべきことなのですが、主人公に見えないものを書いてはいけません。例として、「僕は日高本線にのって浦河を目指した。しかし、僕が乗る電車に並走して車で追いかけてくるストーカーにこの時は気付いてはいなかった。」という文章では僕が乗る電車に並走して車で追いかけてくるストーカーという部分が主人公に見えない部分です。
    主人公に見えない部分を書くと違和感満載の文章になってしまうので、この文章の場合は、「僕は日高本線に乗って浦河を目指した。電車の窓から流れていく日高の牧場風景を眺めていると、日高三石駅を過ぎた頃だろうか。ふと、電車と並走している車に何か違和感を覚えた。目の前の道路を走る赤い車。ナンバープレートは札幌。そう。同じナンバープレートの車を日高紋別で一時下車した際に駅前のロータリーに止まっていたのをみたのだ。」に変えるといいです。

    ・登場人物は8人程度に抑えましょう。
    多すぎると誰が誰なのかが迷走するのと、鉋屑みたいに登場人物の設定や性格が薄っぺらくなってしまいます。

    ・回想を使うとき結論を出してはいけません。「今から36年前のことだった。田所玲奈の祖父である田所幸次郎は会社の上層部が行っていた賄賂の追求をするために、賄賂に携わっていた上司である藤塚課長を賄賂について問いただした。しかしそのことが原因で田所は会社の上層部から疎まれ、今までの地位を奪われた挙句、山形支店に飛ばされ、その後失意の内に退職をした。その後、会社は賄賂行為が発覚し社長ら数十名が逮捕し、会社は倒産した。
    晩年の田所は賄賂を見てみぬふりをした卑劣なクズ野郎というレッテルを貼られ、迷惑を掛けたくまいと妻子と離婚し山形から東京に戻ったが、玲奈が生まれる数カ月前に孤独死を遂げ、腐乱死体として幸次郎の住んでいたアパートの大家に見つかった。
    しかし、幸次郎の死には不審な点が幾つかあった。(中略)
    そう。堀溝社長が黒幕だったのだ。」
    このような回想だと先に結論を出すと、その後の展開が分かりきってしまってしまうのでつまらないものとなってしまいます。
    なので上の文章の場合、大家に見つかったというところで止めたほうが善です。

    ・あらすじは短く。
    二行に収めましょう。

    ・文字数は基本的に長いほうがいいです。そして上にて述べたことの通り、シーンを短く書かなければなりません。
    つまり、内容がナウルのリン鉱山みたいに豊富でなければなりません。
    推奨文字数は、短短編は300〜800字以上、短編は1000文字程度、一話とかなら2000〜5000字程度、長編なら数万字は必要です。

    その後
    文章を書き終えたら推敲をします。
    自分で読みなおしたり、朗読したり、人に読んでもらったりして文章の問題点を改善していきます。
    推敲をせずに投稿したり完成させることを料理で例えるなら、オリジナルメニューを味見をせずに人に出すようなものです。(文章に自信があるならいいですが)
    後になって「すみません!ここは〇〇ではなく〇〇です!」みたいなことをするのは論外です。
    それほど推敲というのは大切なものなのです。そして推敲を数回繰り返した後、漸く小説は完成します。

    最後に。
    完成した暁には自分の小説の面白いところや魅力点を一文で表現してみましょう。出来ない場合その小説はつまらないものということです。

    まあこれ書いている奴は人の小説に対してどうこういう人間ではないし、これを出す時推敲をせずにだしていた。(でも正直ここにあるいけないことが自分の小説に殆ど全部あてはまっていて、改めて自分の小説のヘタクソさが身に沁みた……)

    参考サイト

    creive.me
    cakutama.com
    www.raitonoveru.jp
    jikkenjo.net
    monosai.com
    www.raitonoveru.jp

    とりあえずいろいろと漁って小説の書き方を纏めてみました。
    感想をくだされ、、、
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