海と花束 創作
{小説}滅びのオカリナ〜世紀末伝説〜
14コメント 2022/01/23(日) 23:19
  • 7  吹雪姫(バーのマスター)  2021/09/01(水) 18:54:51  ID:YjVmZDZjNm  [通報
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    第一話 〜あの日から〜
    ナビ「時は2060年。現在(2021年)よりももっと少子高齢化。いや、少子化が進んでいるといったほうが正しいな。そんな現状を引き起こした原因として、大人の早期急死が挙げられる。これを人々は”オカリナの呪い”と名付け、呪いの要因と言われている一人の女性を「オカリナ」として祀り、毎年8月に神に捧げ、祈祷をし、祭りを行った。その儀式は過酷なもので、例年死者が耐えないという。そんな危険な仕事を引き受けているのが・・そう。凪沙の一族。神伝村の神職一家である。なぜこんな危険な仕事を凪沙達一家がやることになったのか。それはまた別で。そして人々は、人口増加への急速な取り組みに尽力するのであった。ここからの話は、”平和”なはずだった9人の少年少女達の日常を描いた物語である。」

    第一話 第1章 *楽しい夏休み*
    杏「ねぇみんな!明後日から夏休みじゃん!!何する?うちらは受験ないし、思いっきり遊べるよ!」
    桃香「杏ちゃんは本当に遊びが好きだねぇ。。でも遊ぶのは賛成!」
    杏「そりゃそうじゃん!部活も好きだし、YouTubeで推しを拝むのも大好きだけど、みんなと買い物したりしてるのが一番楽しいもん!」
    凪沙「杏。それほぼ遊びだしwもっと・・こう。『勉強より遊び!』っていう感じで言われるのかと思っちゃったよ?」
    由依「でも。杏らしくていいんじゃない?」
    杏「そう!私らしいからいいの!」
    神奈子「100%論破されてた。由依が助けなかったら今ごろアタフタしてたでしょ?杏。お見通しだよ?」
    杏「おっしゃる通りです。。」
    桜奈「www神奈子と杏、お笑い芸人になりなよw絶対売れる!」
    杏・神奈子「「それはやだ!」」
    凪沙「わぁお。息ぴったりだ・・・」
    杏「あ〜もう!話戻すよ!それで、夏休みどうする?ねぇねぇ!」
    由依「安定のお泊まりとか?」
    桜奈「プール!」
    凪沙「肝試し!!!!」
    神奈子「怖いの苦手な人(杏・桃香)もいるから却下。せめて意味怖にしよう。」
    桃香「神奈子ちゃん・・あんまりフォローできてないよ?みんなで浴衣着て、夏祭りとかどう?」
    杏「そうだよ!意味怖でも怖いものは怖い!そもそも神奈子の場合、修旅の時意味怖しようって言ってガチで怖い話したじゃん!前科ある!前科!」
    神奈子「wだって杏の怖がり方面白かったんだもんw枕被って部屋の隅っこで震えてんの。怖い話の後に罰ゲーム付きのトランプしてて、由依が呼んでもこないと思ったらそこで寝落ちしててさwみんなで笑ったわ。。」
    由依「あ〜。。面白かったね!あの時・・」
    杏「ム〜・・・」
    桜奈「あ〜あ。杏がお饅頭になっちゃったよ?」
    凪沙「本当だ〜。あ。そうだ!夏休み。うちのおばあちゃんの家に泊まりにおいでよ!お祭りあるよ!」
    杏「まじ!いいの?」
    神奈子「回復速度どうしたの?」
    桜奈「杏・・勉強は嫌いだけど遊びにだけは熱心だからね〜。」
    由依「お子様だね〜。」
    神奈子「うちらもゆうて子供だけどねw」
    杏「そうだねwじゃあ決定!凪沙のおばあちゃんの家に泊まりに行こう!」
    全員「わーい!!!!」
    桜奈「まずは明日の終業式を乗り越えないとね!」
    全員「・・・」
    桜奈「あれ?私___変なこと言った?」
    神奈子「あの教師を思い出して時が止まったねw」
    桜奈「確かに」

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