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真面目に書いて面白くしなされ。
最近流行ってる様ななろうみたいなやつとか、イタいストーリーはNG。
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ーーはるか昔、ある王国の人々は魔法を操り暮らしていた。綺麗な西洋の建物の並ぶアルマの街にある魔法学校。
ここは生徒達に一人前の魔法使いを育てる為の学校である。共学であり、生徒数は大体700人以上にもなる。
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700人以上の生徒は、毎日、魔法学校に通っている。彼らは、魔法のほうきに乗って通学している。澄んだ青空には色とりどりの蝶が飛んでいる。僕は、その蝶を見るのが日課であり、楽しみの1つだった。ここに通う生徒は、十人十色で、それぞれ個性を持っている。それから今日、この学校で魔法に関する授業を受けた。
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魔法の種類は多種多様であり、炎を操る者や雷を操る者、大量の水を魔法で出現させて大波や間歇泉(かんけつせん)の様に操る者などそれぞれありとあらゆる種類の魔法を使う生徒と教師がこの魔法学校にいる。
本題に戻ろう。今日の授業は遥か昔にこの王国を襲った悪魔についての歴史授業だった。
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悪魔がこっちの世界を襲わなければ、歴史の教科書に載っているような美しい景観を実際に見ることができたのに。キンコンカンコン。授業の終わりの合図とともに鐘の音が鳴り響いた。
この物語の主人公は、空気を出現させて物を自由自在に操ることができる魔法使いである。全生徒は、空を飛ぶ魔法を使えるが、このタイプの魔法使いは空を飛ぶ魔法を得意とする。実技科目の選択授業では、能力が平均的なクラスに所属している。
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僕の名前は
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『リオン・アルガード』
歳は14歳。このアルバス魔法学校の2年生。
先程も話した通り、空気を出現させて物を自由自在に操る魔法が得意。同時に空を飛ぶ魔法も得意。
とはいえ、やはりなんでもかんでも得意だという訳もなく、苦手なものもある。僕の場合は炎魔法が苦手だし、運動神経も抜群という訳ではない。恋愛においてもモテる訳ではなく、まぁ簡単に言えば空を飛ぶ魔法は得意だけど、この魔法学校においては凡才と変わらない。別に優等生でもなければ、モテモテ君でもない。
おっと僕の紹介が長くなってしまった。次の授業は実技の授業。それぞれ【別々の】ありとあらゆる得意魔法を持つ生徒が集まる。
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数分後、授業の集合場所にはすっかり人ごみができ、授業も始まろうとしていた。そんな人ごみの中でもひときわ目立つのが
『ドレイク・ヒュードラー』
歳は僕と同じく14歳。学年も同じだ。
家がドラゴンのブリーダーを営んでいるらしく、ドラゴンの名前を冠する名前をつけられたらしい。身体能力がずば抜けて早く、徒手空拳で戦うこともできる。得意魔法は彼曰く飛行魔法と身体能力強化魔法。中でも飛行魔法は本当に早く、この2学年中で一番早いんじゃないかってぐらいすばやく飛んでいるのを僕も見たことがある。おまけに身長も高く、顔もイケメンだ。
しかしそんな彼にも弱点はある。
僕と同じぐらい、いやそれ以上かもしれない。水を操る魔法か途轍もなく苦手なのである。100mlぐらいを動かすので精一杯になっているのを見たことがある。
彼の紹介で長くなってしまった。
その手前に見えるのが
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『ルナ・レイ』
薄茶色のサラサラなショートヘアが特徴の女の子。歳は僕らと同じく14歳だが、クラスは別。隣のクラスだ。引っ込み思案で人見知りな女の子だけど、水魔法と勉強が得意。100点満点のペーパーテストではいつも95点以上を取っているらしい。他にも手芸やお菓子作りが得意といういかにも女の子らしい趣味や特技を持っている。
コミュニケーション以外の弱点を上げるなら運動神経は少し低い、空を飛ぶ魔法は使えるものの飛行速度は遅い。
その子の隣にいるいかにも明るい雰囲気の赤髪のポニーテールの勝気な女の子が
『ニーナ・マーキュリー』
ルナと同じクラスの女の子。炎魔法が得意でルナとは逆にコミュニケーションと空を飛ぶ魔法が得意。飛行能力は速度は速いけど、ドレイクには敵わないらしい。
また、ペーパーテストや手芸も苦手、反対に運動神経は高く本人もスポーツ好きの明るい性格 ーーとルナとは真逆のタイプである。
他にも実技の授業を受ける為にさまざまな能力を持った生徒がぞろぞろと集まっている。
今回の実技授業は森の中で行われるらしい。
その内容は
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山火事を魔法で起こして魔法で消火及び森の再生をする方法
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その内容に僕とドレイクは困っていた。それもそのはず、僕は炎魔法と水魔法、ドレイクは僕よりも水魔法が苦手だからである。
山火事を起こす方法なら炎魔法が得意なニーナが消化方法なら水魔法が得意なルナが得意そうだが………